韓国ドラマ『天国の階段』感想｜涙の階段をのぼった先に、あなたは何を見る？

あ、もしもし。あたしだけど。
ねぇ、ちょっと聞いてよ。

あたしね、韓ドラ観て「涙が枯れ果てるってこういうことかしら！？」っていうくらい泣いちゃってさ。
もう自分でもビックリよ。

それは—
『天国の階段』ってドラマ。

2003年の韓国ドラマだから「懐かしい！」って思う人もいるかもしれないけど、あたしは初めて観たのよね。
真っ直ぐすぎるほどの愛、ぶつかり合う想い、そして、運命のいたずらみたいな展開に、もうボロ泣き。

マジで息ができないほど泣けるから。
覚悟して観てよ。

というわけで！
今回は、韓国ドラマ『天国の階段』の魅力を、たっぷり語っちゃいます！

よかったら、ちょっとだけあたしの話、聞いてってね😊

作品情報

作品名	天国の階段
原題	천국의 계단 （英題： Stairway to Heaven）
ジャンル	恋愛
放送	2003年
エピソード数	全20話
脚本	パク・ヘギョン
演出	イ・ジャンス
日本国内配信	U-NEXT・hulu・Leminoプレミアム ※2025年8月3日現在

あらすじ

ソンジュとチョンソは幼い頃から家族のように育ち、やがてお互いを深く想い合うようになる。
しかし、チョンソの継母と義姉ユリによる陰謀でふたりは無理やり引き離され、ソンジュは海外へ留学。
チョンソは事故によって記憶を失い、別の人生を歩むことになる。

数年後、韓国に戻ってきたソンジュは、街で偶然チョンソと再会。
だが彼女は記憶を失っており、自分のことを「知らない」と告げる。

それでもソンジュは諦めず、彼女との愛を取り戻そうと奔走する。
一方、チョンソを密かに想い続ける義兄テファもまた、彼女を支え続けていた。

やがてチョンソは少しずつ記憶を取り戻していくが、ふたりを待ち受けていたのはさらなる過酷な運命だった。

キャスト

チャ・ソンジュ（クォン・サンウ）

デパートや遊園地を経営する、グローバルグループ会長の一人息子。
チョンソの幼なじみであり、一途に彼女を愛し続け何度もすれ違いながらも想いを貫く。
傷ついても涙しても、チョンソの幸せだけを願い続ける誠実な青年。

引用元：SBS

ハン・チョンソ（チェ・ジウ）

建築家ハン教授の一人娘。
小さい頃からソンジュを慕っている。
母を亡くし、継母と義姉にいじめられながらも強く生きるヒロイン。
ソンジュとの愛を支えに、何度も運命に立ち向かう。
記憶喪失や病など過酷な運命に翻弄されながらも、決して相手を恨まず最後まで愛を守り抜く。

引用元：SBS

ハン・テファ（シン・ヒョンジュン）

チョンソの義兄で、血はつながらないが兄として陰から彼女を守る。
恋心を隠しながら彼女を守るその姿は、まさに無償の愛。
“第二の悲劇”と呼びたくなる切なさが詰まってる。

引用元：SBS

ハン・ユリ（キム・テヒ）

チョンソの義姉で、嫉妬と欲望から彼女を陥れる悪女。
ソンジュを手に入れようと嘘と策略を重ね、物語の波乱を生み出す中心人物。

引用元：SBS

テ・ミラ（イ・フィヒャン）

チョンソの継母であり、ユリの実母。
外面は上品ながら、内面は野心的で冷酷。
自分の娘ユリをソンジュと結婚させるために、チョンソを追い詰める“真の黒幕”。

引用元：SBS

ミン会長（キム・ジスク）

グローバルグループ会長でソンジュの実母。
息子の幸せと立場の狭間で揺れる。
チョンソに対して厳しい面も見せるが、物語終盤では母としての優しさも垣間見せる。

引用元：SBS

ハン教授（ハ・ジェヨン）

チョンソの実の父で、建築家であり大学教授。
新しい妻とその連れ子を迎え入れたことで、家庭の空気が一変していくが、娘のチョンソを心から愛しているものの、多忙のため家庭の内情には気づいていない。

引用元：SBS

幼いソンジュ（ペク・ソンヒョン）

クォン・サンウ演じるソンジュの少年時代を好演。
落ち着いた表情と自然な演技で、若いながらも誠実な少年像をしっかりと描き出した。
大人になっても変わらぬ“芯の強さ”を感じさせる土台となった。

引用元：SBS

幼いチョンソ（パク・シネ）

チェ・ジウが演じるチョンソの少女時代を演じたのは、当時まだ新人だったパク・シネ。
無垢でまっすぐな瞳、繊細な演技が視聴者の心を掴んだ。
ここから彼女のスター人生が始まったと言っても過言ではない。

引用元：SBS

幼いテファ（イ・ワン）

シン・ヒョンジュン演じるテファの少年時代を演じたのは、キム・テヒの実の弟イ・ワン。
多くを語らない中にも複雑な内面を感じさせ、静かな存在感を放っていた。

引用元：SBS

幼いユリ（パク・ジミ）

キム・テヒ演じるユリの少女時代を演じたのは、“パク・ジミ”で活動していた現パク・ガリョン。
少女ながらに計算高さや嫉妬心を見せる演技が印象的で、悪女の原型をしっかりと感じさせた。

引用元：SBS

みんなの声・えんちゃぼ的ピックアップ！

評価　★★★★☆　4.0

・今までで1番泣けたドラマです。

・この作品で私は韓国ドラマにハマりました。

・脚本、キャスト、ストーリー、曲、全てが完璧な韓流ドラマの金字塔！！

🤩えんちゃぼの勝手に採点🤩

😃いいね😃

ソンジュとチョンソの一途な愛に涙腺崩壊！
「ここまで想い続けられる？」って、自分の恋愛観まで揺さぶられるレベル。

キム・ボムスの「会いたい」が流れるたびに情緒崩壊！
あのメロディを聴くだけでドラマの名シーンがよみがえる！

記憶喪失・すれ違い・三角関係・因縁・病気…
「韓ドラとはこういうものだ」という展開がぎっしり！

🤔イマイチ🤔

「そんな偶然ある？」ってツッコミを入れたくなるような場面がチラホラ🤨

ユリと義母の悪行が振り切ってて、もはやホラーと思う人もいるかも😱

👀注目ポイント👀

「涙の女王」と呼ばれたチェ・ジウの涙に注目！
悲しみ、迷い、切なさ…いろんな気持ちがこもった涙に思わずもらい泣きしちゃう。
本当に心を動かされるよ！

ドラマの魅力を引き立てるOSTにも注目

会いたい ～ポゴシップタ（보고싶다）／キム・ボムス

ドラマの冒頭から涙腺を刺激する、魂の主題歌と言っていい曲。
切なすぎるメロディと「会いたい」というシンプルな言葉に、言葉以上の想いがこもっていて—
まるでチョンソとソンジュのすれ違いを代弁するかのよう。
この曲が流れた瞬間、胸の奥がギュッと締めつけられるよ！

日本語和訳付きはこちら

天国の記憶（천국의 기억）／パク・ムクファン

ハン・テファの心の奥を映し出すような、印象的なギターのイントロ。
抑えきれない想い、報われない愛、遠くから見つめる切なさ…。
ハン・テファの心の声をそのまま代弁してくれるような一曲！

それだけは…（그것만은）／ジャン・ジョンウ

静かに語りかけるようなピアノが、胸の奥にじわっとしみる一曲。
「それだけは失いたくない」
そんな願いが、哀しみをまとってそっと響く。
ソンジュとチョンソ、ふたりの繊細な想いをそっと包み込むような名バラード！

『天国の階段』はこんな人におすすめ

どっぷり泣けるドラマを求めてる人

涙なしでは観られない、感情を揺さぶられたい人にぴったり！

「初恋」「運命」系の切なさが好きな人

出会い、別れ、すれ違い…運命に翻弄される恋が、胸をえぐる！

韓ドラ悪女キャラの魅力に浸りたい人

イラッとするのに、なぜかクセになる…
キム・テヒの“美貌×毒舌”悪女っぷりに、あなたも翻弄されるかも！？

感想

『天国の階段』といえば、韓ドラ史に残る“涙腺クラッシャー”。
幸せ→不幸→希望→どん底→再会→また悲劇…と、まるで拷問だわね（笑）

正直、最初は「昔の作品だし、どうかな？」って思ってたのに…気づいたら号泣してた。
会いたい♪が流れるだけで、もうダメ。

とくに印象的だったのは、ハン・テファの存在。
チョンソとは血は繋がっていない。けれど誰よりも深く、静かに彼女を想い続けていた。

罪の意識、後悔、報われない愛。
そのすべてを背負いながら、それでも「彼女の幸せが一番」だと願うテファの姿。

あの無償の愛こそ、このドラマの“核”だと思う。

もちろん、ソンジュとチョンソの一途な愛も涙モノ。

時代を感じるメイクや演出もあるけど、それさえ“味”に感じさせてしまう力が、このドラマにはある。

韓ドラを語るなら、やっぱりこの作品は絶対に外せない。

韓国ドラマ『天国の階段』は、韓ドラという名の“愛と涙の階段”のはじまりなのかもしれない（キザすぎた？！）

『天国の階段』は、どこで観れる？

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※この記事では主要5社のみを掲載しています（他の配信サービスでの取り扱いがある場合もあります）

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