アンニョン♪
ソン・イェジン × チ・チャンウク × ナナ。
韓国ドラマ『スキャンダル』は、Netflixで独占配信中です。
この記事は、もともと配信前の先行記事として公開していましたが、全8話を完走したので、実際に観たあたしの感想を加えて更新しました。
前半はネタバレなしなので、これから観ようか迷っている方も、ぜひ参考にしてくださいね。
このドラマをひとことで言うなら、歴史ものというより、欲望と嫉妬が絡み合う大人の色恋ドラマ
📌 30秒でわかる『スキャンダル』レビュー
✨ よかったポイント
- 映画を観ているような、美しく艶やかな映像
- ソン・イェジン、チ・チャンウク、ナナの存在感
- 朝鮮時代でも変わらない、欲望や嫉妬、恋心の生々しさ
🎯 こんな人に刺さるかも
- 大人の恋愛や、男女の駆け引きを描くドラマが好き
- 映像や衣装の美しい韓国時代劇を楽しみたい
🌀 こんな人には合わないかも
- 歴史や政治を中心にした王道時代劇を期待している
- 大胆なラブシーンや、生々しい男女関係が苦手
あ、もしもし。あたしだけど。
ねぇ、ちょっと聞いてよ。
朝鮮時代が舞台だから、もっと歴史ものっぽいドラマなのかなと思っていたの。
ところが全8話観てみたら、
これ、早い話が色恋ものだわ。
好きになったり、嫉妬したり、相手を試したり、意地を張ったり。
時代も着ているものも違うけれど、男女の色恋って、昔も今もあんまり変わらないのねぇ。
ということで、よかったら、ちょっとだけあたしの話、聞いてってね😊
📺 配信状況
| 動画配信サービス | 配信状況 |
| U-NEXT | × 配信なし |
| Leminoプレミアム | × 配信なし |
| Hulu | × 配信なし |
| Amazon Prime Video | × 配信なし |
| Disney+ | × 配信なし |
| Netflix | ◎ 見放題 |
※2026年9月24日時点で確認できた主な配信先です。
※配信状況は時期によって変更される場合があります。
『スキャンダル』を観るならNetflix!
主な動画配信サービスのなかで『スキャンダル』を視聴できるのはNetflixだけ(独占配信)です。
※Netflixには無料トライアルがないため、登録すると月額料金が発生します。
※最新の配信状況は、Netflix公式の『スキャンダル』作品ページでご確認ください。
※スマホではNetflixアプリが開き、ログインを求められる場合があります。
🎬 作品情報
| 作品名 | スキャンダル |
| 原題 | 스캔들(The Scandal) |
| 配信開始日 | 2026年9月18日(金) |
| 動画配信サービス | Netflix(独占配信) |
| 話数 | 全8話 |
| ジャンル | ロマンス/ヒューマンドラマ/歴史・時代劇 |
| 年齢区分 | 16+ |
| 主要キャスト | ソン・イェジン/チ・チャンウク/ナナ |
| 脚本 | イ・スンヨン/アン・ヘソン |
| 演出 | チョン・ジウ |
📖 あらすじ&予告編(ネタバレなし)
舞台は朝鮮王朝時代。
才気と魅力にあふれながら、女性であることで多くの制約を受けて生きるチョ氏夫人。
そして、朝鮮きっての恋多き男チョ・ウォン。
ふたりの間で始まった、ある危険な「愛の賭け」
そのゲームに巻き込まれていくのが、夫を亡くしたあと、貞節を守りながら生きてきた女性ヒヨン。
チョ・ウォンは賭けに勝つため、ヒヨンへ近づいていく。
でも、人の心なんてゲームのようには動かない。
誘惑するつもりだった男。
その男を拒もうとする女。
そして、ふたりを見ながら賭けを操る女。
遊びだったはずの感情が本物へ変わったとき、3人の関係はどこへ向かっていくのか。
👤 キャスト紹介
演:ソン・イェジン
才能と魅力を持ちながら、女性として生きることに多くの制約があった時代に、自分の夢や欲望を胸の奥へ押し込めて生きる名家の女性。チョ・ウォンに危険な愛の賭けを持ちかけ、物語を動かしていく。
演:チ・チャンウク
朝鮮きっての恋多き男。成功や名誉よりも恋や楽しみを追い求め、愛そのものを信じずに生きてきた人物。チョ氏夫人との賭けをきっかけにヒヨンへ近づいていく。
演:ナナ
夫を亡くしたあと、貞節を守りながら生きてきた女性。チョ・ウォンの誘惑を拒もうとしながらも、次第に心を揺さぶられていく。
チョ氏夫人、チョ・ウォン、ヒヨン。
単純な三角関係ではなく、最初から「賭け」と「誘惑」でつながっている3人。
最初から、まともな恋の始まり方じゃないんですよね。
🎬 演出はチョン・ジウ
『スキャンダル』の演出を務めるのは、チョン・ジウ。
Netflix『サムバディ』、映画『ユ・ヨルの音楽アルバム』や『ハッピーエンド』などを手がけています。
本作では、人物同士の危うい関係や、言葉にしきれない感情をじっくり見せる演出が印象的でした。
📚 『スキャンダル』の原点は小説『危険な関係』
『スキャンダル』の原点となるのは、フランスの作家ピエール・ショデルロ・ド・ラクロが1782年に発表した小説『危険な関係』です。
欲望や誘惑、嫉妬、裏切りが絡み合う人間関係を描いた古典で、これまで世界各国で何度も映像化されてきました。
韓国では2003年に、この物語を朝鮮時代へ置き換えた映画『スキャンダル』が制作されています。主演は『冬のソナタ』でおなじみのペ・ヨンジュンで、日本でも公開されました。
今回のNetflixシリーズも『危険な関係』を原点に、朝鮮時代を舞台として新たに描いた作品です。
✨ 配信前に気になった4つのポイント、実際どうだった?
配信前の記事では、予告編を観て気になったポイントを4つ挙げていました。
視聴後どうだったか、答え合わせしてみます。
1.ソン・イェジンの「ユン・セリじゃない顔」
配信前から気になっていたのが、ソン・イェジンの雰囲気。
実際に観ても『愛の不時着』のユン・セリとは、まったく違いました。
かわいらしさよりも、上品さと妖しさ。
穏やかな表情をしているのに、何を考えているのか読めない。
チョ氏夫人の欲望や嫉妬を、表情や視線で感じさせるところが印象に残りました。
👉 『愛の不時着』の感想記事はこちら
2.チ・チャンウクの「朝鮮きっての恋多き男」
視聴前に「朝鮮きっての恋多き男」と聞いて、もっとわかりやすいプレイボーイを想像していました。
でも実際に観てみると、意外とそうでもない。
派手に女性を口説きまくるというより、余裕のある態度や視線に、さらっと色気を感じさせるタイプ。
そして、遊びのつもりだったはずの関係に、自分自身が少しずつ巻き込まれていく。
後半になるほど、最初の余裕とは違う表情が見えてくるのも印象的でした。
3.三角関係というよりも、やっぱり「心理戦」
ここも予想通りでした。
チョ氏夫人、チョ・ウォン、ヒヨン。
誰が誰を好きなのか、という単純な三角関係ではなく、
試す、嫉妬する、意地を張る、相手の気持ちを確かめる。
そんな感情がずっと絡み合っています。
観ながら何度も思ったのは、
「なんで素直になれないのよ、この人たち」
ということ(笑)
でも、そこがこのドラマなんでしょうね。
4.映像は、期待以上にきれいだった
これは全8話観て、かなり印象に残りました。
韓服や花、屋敷の中の装飾、光の入り方まで、とてもきれい。
連続ドラマというより、映画を観ているような場面も多かったです。
その美しい映像の中で描かれるのが、欲望や嫉妬、かなり生々しい男女の関係。
きれいなのに、やっていることは結構ドロドロ。
そのギャップも『スキャンダル』らしさだと思いました。
🎯 こんな人に刺さるかも
大人の恋愛や、男女の駆け引きを描くドラマが好き
胸キュン中心ではなく、複雑な男女の感情をじっくり描く作品です。
ちょっと面倒くさい大人の恋愛を観るのが好きな人には、合うと思います。
映像や衣装の美しい韓国時代劇を楽しみたい
物語だけでなく、韓服や美術、光の使い方など、映画のように美しい映像そのものを楽しみたい人にも向いていると思います。
🌀 こんな人には合わないかも
歴史や政治を中心にした王道時代劇を期待している
朝鮮時代が舞台ではあるけれど、政治や権力争いを中心に描く本格時代劇ではありません。
この作品の中心にあるのは、恋、欲望、嫉妬、男女の駆け引きです。
歴史ドラマらしい重厚な展開を期待すると、少し違うかもしれません。
大胆なラブシーンや、生々しい男女関係が苦手
『スキャンダル』はNetflixで16+に設定されている作品です。
実際、かなり大胆なラブシーンもあり、
「おお、そこまで見せるのね」
と、ちょっと驚く場面もありました(笑)
そうした描写が苦手な人は、少し注意したほうがよさそうです。
🗨️ えんちゃぼの感想
いや〜、なんとも面倒くさい3人だったわ(笑)
好きなら好きって言えばいいのに。
気になるなら素直になればいいのに。
観ながら何度も、
「なんでそんなことするのよ」
って思った。
でも考えてみれば、人の気持ちってそんなに単純じゃないのよねぇ。
でね、ものすごく胸キュンしたとか、号泣したとか、そういうドラマではないのよ。
それなのに観終わったあと、
「結局、あの3人は何だったんだろう」
って妙に心に残るの。
好きなのか、執着なのか。
愛なのか、意地なのか。
きれいで、妖しくて、ちょっと面倒くさい。
そんな大人たちの色恋を、8話かけてのぞき見したようなドラマでした。
🤩 えんちゃぼの勝手に評価
⚠️ ここからネタバレあり|あの賭けとラストをどう見る?
※ここから先は、最終話までの内容に触れています。未視聴の方はご注意ください。
そもそも、なぜあんな賭けを?
全8話観ても、あたしがまず思ったのはこれ。
「そもそも、なんであんな賭けを始めたのよ?」
チョ氏夫人とチョ・ウォンは、お互いにとって明らかに特別な存在。
なのに、素直に気持ちをぶつけるのではなく、ヒヨンを巻き込んで相手を試すような賭けを始める。
ただ、最後まで観ると、この「賭け」そのものが、ふたりの関係を表していたようにも思えました。
チョ氏夫人は、相手や状況を自分の思い通りに動かしたい。
チョ・ウォンも、最初は恋をゲームのように楽しんでいる。
でも、チョ・ウォンのヒヨンへの気持ちが本物になったことで、そのゲームは、ふたりの手から離れていく。
海外のレビューや考察にも、恋愛を自分たちでコントロールできると思っていたふたりが、自分の本当の感情だけはコントロールできなかったという見方がありました。
あたしも、あの賭けの行き着いた先を考えると、結局そこだったのかなと思いました。
チョ・ウォンは、なぜ川へ?
そして一番「ん?」となったのが最後。
チョ・ウォンが船から川へ身を投げる場面。
最初はあたし、
「結局、チョ氏夫人とヒヨン、どちらも選べなかったから?」
と思ったのよね。
でも、あれは単純な「ふたりの女性のどちらを選ぶか」という話ではなさそう。
ヒヨンを賭けの対象にしたこと。
そのヒヨンを本気で愛してしまったこと。
チョ氏夫人との長年の関係も、もう元には戻れないこと。
そして、自分たちが始めたゲームのせいで、いろんなものを壊してしまったこと。
全部を抱えた末に、これまでの自分の人生ごと消してしまおうとしたようにも見えました。
ただし、ドラマではチョ・ウォンの遺体は描かれていません。
川へ身を投げたことで死を思わせる終わり方ではあるものの、亡くなったとはっきり断定できる描写ではありません。
あたしとしては、
「そこ、はっきりしてくれないのね」
という気持ちもありつつ(笑)
そして、何もかも思い通りにしようとしてきたチョ氏夫人とチョ・ウォンが、最後には自分たちでも答えを出せないところまで来てしまう。
そう考えると、このモヤっとした終わり方も『スキャンダル』らしいのかもしれません。
2003年のペ・ヨンジュン版とは、ラストがかなり違う
ちなみに、2003年にペ・ヨンジュン主演で映画化された『スキャンダル』とは、ラストがかなり違うようです。
あたしは映画版をまだ観ていないのですが、結末を調べてみると、映画版は今回のNetflix版よりも、かなりはっきりと悲劇へ向かう終わり方です。それに対してNetflix版は、3人それぞれに「その後」を想像させる余白を残したラストになっています。
☕ 読んでくれてありがとう。
あなたの夜に、ひとしずくの韓ドラを。
— えんちゃぼ 🌸