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癒し度100%!韓国ドラマ『ロマンスは別冊付録』感想|イ・ジョンソクに見守られる幸せラブコメ

なんか最近、頑張っても空回り。
仕事に疲れて、気づけば自分に自信もなくなってるし。

そんな夜、ふと再生した『ロマンスは別冊付録』が、心にじんわ~り沁みたんです。

大きな事件も、キラキラもないけど――
誰かに必要とされること、自分の力で前に進むこと、そんな大切なことを思い出させてくれるドラマでした。

どんな物語なのか、このドラマがあたしの心にどう響いたのか、あらすじ・登場人物・感想など、たっぷり語ります!

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作品情報

作品名ロマンスは別冊付録
原題로맨스는 별책부록(英題:Romance Is a Bonus Book)
ジャンル恋愛
放送2019年
エピソード数全16話
脚本チョン・ヒョンジョン
演出イ・ジョンヒョ
日本国内配信Netflix独占配信 ※2025年7月21日現在

あらすじ

記録的な若さで編集長の座についた天才作家と、どうしても仕事が欲しい元人気コピーライター。出版社の中でつづられるのは、どんな小説よりも甘く切ない恋物語。

引用元:Netflix

相関図

引用元:tvN
引用元:tvN

キャスト

カン・ダニ(イ・ナヨン)

37歳。キョル出版業務支援チーム新入社員。
高校時代、交通事故からウノを救ったことで家族のような関係に。華やかなキャリアを持つ元コピーライターだが、結婚・出産・離婚を経て再出発を決意。経歴を伏せてキョル出版の業務支援チームに契約社員として採用される。会社ではウノとは他人のふり。

引用元:tvN

チャ・ウノ(イ・ジョンソク)

32歳。キョル出版編集長。
高校時代に作家デビューし、キョル出版の創立メンバーでもある。何の相談のないままキョル出版の社員募集に応募し採用されたダニが心配で気になって仕方がない。いつの頃からかダニに想いを寄せているが、ダニからは弟のような扱いを受けている。

引用元:tvN

ソン・へリン(チョン・ユジン)

27歳。キョル出版編集チーム長代理。
編集チームのエースで“氷の魔女”の異名を持つクール系女子。実は3年間ウノに片想い中で、恋にはかなり不器用。実家は餃子屋さんで、両親はウノを超気に入っていて、娘の婿にしたいと思っている。

引用元:tvN

チ・ソジュン (ウィ・ハジュン)

29歳。実力派ブックデザイナー。
どこかミステリアスな雰囲気の持ち主。偶然出会ったダニに興味を抱き、再会を重ねるうちに惹かれていく。不思議な存在感が魅力。

引用元:tvN

キム・ジェミン(キム・テウ)

44歳。キョル出版の代表。
編集部内でも一目置かれる頼れる存在。10年前に妻を亡くし“負けずに生きる”という想いを込めてキョル出版社を創立。現在は2人の娘を育てながら、仕事と家庭を両立している父親でもある。

引用元:tvN

コ・ユソン(キム・ユミ)

40歳。キョル出版総括理事。
創立メンバーの一人。“トゲトゲ魔女”の異名を持つ。仕事一筋で成功を収め、地位も財産も手に入れたキャリアウーマン。未婚で家に帰ればひとりぼっち。恋人も友達もいない。強さの裏に孤独を抱えた繊細な人物。

引用元:tvN

ポン・ジホン(チョ・ハンチョル)

45歳。キョル出版編集チーム長。
創立メンバーの一人。詩を愛する元詩人でありながら、売れない現実との間で葛藤を抱えている。ある日突然、妻から離婚届を渡され、そのまま判を押してしまうことに(マーケティングチーム長と夫婦)

引用元:tvN

ソ・ヨンア(キム・ソニョン)

37歳。キョル出版マーケティングチーム長。
創立メンバーの一人。ダニと同い年。結婚して一児の母となるも、夫の非協力ぶりに失望し離婚。現在はシングルマザーとして働きながら子育てにも奮闘している(編集チーム長と夫婦)

引用元:tvN

パク・フン (カン・ギドゥン)

27歳。キョル出版マーケティングチーム新入社員。
ダニと同期入社。就職氷河期を乗り越え、苦労の末に念願のキョル出版に入社。独身で、夢を持って社会人生活をスタートさせたばかり。

引用元:tvN

オ・ジユル (パク・ギュヨン)

27歳。キョル出版編集チーム新入社員。
ダニと同期入社。裕福な家庭の箱入り娘で、過保護な母の影響を強く受けマザコン気味。最初は仕事に興味もなかったが、ヘリンの指導を受けるうちに憧れを抱くようになる。

引用元:tvN

SNSでの評判は?

🤩えんちゃぼの勝手に採点🤩

このブログでは、以下のざっくり基準でドラマを評価してます♡
完全に主観ですので「ふ〜ん」くらいの気持ちで見てね。

評価ラベル 意味・基準
❤️ 心に残る推し名作 何度も観たい、語りたくなる、全力推し作品!
💛 人にすすめたくなる名作 内容しっかり、演技も良し、満足度高め
💙 じんわりしみる一作 派手さはないけど沁みた、心があったかくなる
💚 ちょっと惜しい…けど好き 一部ハマったけど全体にはハマりきれず
🤍 正直ハマれなかった… 相性が合わず刺さらなかった

※作品の優劣ではなく、あくまでもえんちゃぼ的なフィーリング評価です!

💙 じんわりしみる一作

ド派手ではないけど、観終わったあと心がスーッと軽くなるよ。
とくにイ・ジョンソクの“優しい編集長っぷり”は、疲れてる心に効く!
落ち着いた韓ドラが観たい夜に、ぴったりな一作だと思うなぁ。

😃いいね😃

・なにしろジョンソクがかっこいい~
・ドロドロ皆無。基本、仕事も恋も穏やかに進む心地よさ
・本好きさんにはたまらないセリフと世界観

🤔イマイチ🤔

・強烈な事件や刺激を求める人にはちょっと物足りないかも

👀注目ポイント👀

ジョンソクのまなざしには、言葉にしなくても伝わってくる深い優しさがあるの💗その静かな存在感に自然と引き込まれちゃう。そして、ブランクを抱えたダニが少しずつ自信と居場所を取り戻していく姿にはリアリティがある。物語の舞台となる出版社の描写もリアルで、編集者として働く人々の姿が丁寧に描かれているのが印象的。本の装丁や言葉の選び方ひとつひとつに作り手の思いが込められていて、ただのラブストーリーというより、“本を作る人たちの群像劇”としても楽しめちゃうよ!

『ロマンスは別冊付録』はこんな人におすすめ

30代~40代女性で、もう一度自分らしく働きたい人

・仕事のブランクや年齢の壁にちょっと悩んでる…そんな気持ちにそっと寄り添ってくれる。頑張る主人公ダニの姿に「私もまだやれるかも」って思わせてくれる!

ときめきもほしいけど、共感できる大人のドラマを探してる人

・キラキラ恋愛より、もう少し現実に寄り添ったドラマが観たい。そんな“大人の恋心”にちょうどフィットする、共感たっぷりの物語だよ!

イ・ジョンソクの“あの静かでやさしい感じ”に癒されたい人

・目が合ったら全部わかってくれそうなあの空気感...反則でしょ(笑) 強くないのに頼れる“じんわり系男子”を探しているそこのあなたにピッタリ!

感想

働きたいけど、再スタートってそんなに簡単なことじゃない。
年齢を重ねたり、キャリアに空白があったり、何かを一度手放してしまった後に、また「社会の中で自分の居場所をつくる」って、想像以上にしんどいよね。このドラマの主人公・ダニは、まさにそんな状況にあるひとりの女性です。

引用元:tvN

あたしはダニのように学歴もないし頭も良くないけど、ちょっとだけ同じような経験があるんだ。
高校卒業から9年間働いた会社を結婚退職し(その時代はまだ寿退社する人が圧倒的に多かった)その後離婚。子供も幼かったし、専業主婦だったあたしはパートで働きに出ました。
そんなこんなして8年くらい経った頃、以前勤めていた会社から声がかかって、まぁいわゆる出戻りでまた行くことになったの。だけどこの8年の間に、時代は劇的に変わっていたわけね。もう会社も以前とは別物。仕事内容も前とは違うし、理解してついていくのに必死で3ヶ月くらいはあんまり人と話をしなかったと思う(しなかったと言うより、必死しすぎてできなかった)
当初あたしは派遣社員というかたちで雇用されたけど、正社員と同じように、むしろもっと働いていたのに給料も福利厚生も全く待遇が違って、正社員になるまでの8年間、本当に悔しい思いをたくさんしたの。これが「キャリアの空白」ってやつ。仕方がないよ。仕方がないけど悔しいよね、やっぱり。でも、子供のために頑張った。頑張って自分の居場所を作った。

ダニも諦めなかった。過去のキャリアにすがるでもなく、変に強がるでもなく、ちゃんと現実と向き合って、自分の足で立とうとする姿がとてもリアルで…。だからこそ、応援したくなるし、感情移入せずにはいられなかった。

そんなダニのそばに、ずっと静かに寄り添っているのがウノ。
イ・ジョンソク演じるこの編集長がまた“とにかく優しい”。押しつけがましくなく、黙って見守る強さがあって、必要なときにはさりげなく手を差し伸べてくれる。あのまなざしひとつで「大丈夫だよ」と言われてるような気がして、何度も泣きそうになっちゃった。あたしもあの時、こんな人が近くにいてくれたらねぇ(笑)

引用元:tvN

このドラマには、大きな事件も劇的な展開もないけれど、その代わりにあるのは、誰かに必要とされたり、もう一度自分に期待してみたり、日々の中にあるささやかな“希望”じゃないかと思ったの。それが、とても丁寧に優しく描かれているからこそ、観終わったあとに「ああ、自分もまた一歩だけ進んでみようかな」って、思えるんだと思う。

イ・ジョンソクの魅力も全開!!(かわいくてすっかりトリコ💗)
甘すぎず、でもちゃんとときめかせてくれて、しかも人としての温かさがにじみ出てる。

引用元:tvN

さらに本作は出版社を舞台にしているので、“本”がもうひとつの主役でもあるのよね。装丁や言葉選び、編集の裏側、そして作り手たちの思い…。本を作る過程そのものに愛があって、本が好きな人にはたまらない要素が詰まっているよ。

“ときめき”と“共感”がどちらも味わえる、大人の心に沁みるヒーリングドラマでした。

『ロマンスは別冊付録』はどこで観れる?

『ロマンスは別冊付録』はNetflixにて独占配信中!!

Netflixで視聴する

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おまけ

好きなセリフをちょっとだけ紹介

①キョル出版の新入社員採用面接時のアンケートの中の「自分にかけたい言葉」にカン・ダニが書いた言葉。あたし、感動しちゃった。あたしもたまにはこんなふうに自分に声をかけてあげよっと。

”あなたとの付き合いも、もう37年ね。
なのにまだあなたをよく知らない。だから少しずつ知っていこうと思う。今まで頑張ったね。見下したり、雑に扱ったりしてごめん。恥をかかせてごめん。こき使ってごめん。きっと泣きたかったよね。だけど笑顔で耐えたね、偉かったわ。だからもう幸せになって。昨日は忘れて、今日を生きるの。前だけを向きなさい。あなたのやりたいことをもう一度探してみて。ファイト!負けるな!”

引用元:韓国ドラマ『ロマンスは別冊付録』第2話より
引用元:tvN

②幼馴染みで弟のように思っていたウノが自分のことを好きだと知り、ソジュンに相談する時のダニのセリフ。たとえがとってもステキじゃない?

「私が本を一冊持っていたの。とても古い本。”チャ・ウノ”っていう本。
良い本なの。辛い時も楽しい時も、いつでも気軽に読んでいた。内容を暗記できるほど読んだ。

でも最近は、その本が少し変なの。

なぜ、こんなところに私は下線を引いたのかなって思うの。読み慣れた本なのに、このところ新しい文章も見える。今まで読み飛ばしていたのね。初めて読む本みたい。」

引用元:韓国ドラマ『ロマンスは別冊付録』第9話より
引用元:tvN

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