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今こそ観たい映画「トゥルーマン・ショー」を考察

「トゥルーマン・ショー」は、1998年に公開されたジム・キャリー主演の ”人生のすべてをテレビのリアリティショーで生中継されていた男” を描いた、アメリカのSF・コメディ映画です。

今から27年ほど前の古い映画ではありますが、今回はこの「トゥルーマン・ショー」についての考察をまとめてみました。

なぜ今こそ観たい映画なのか、その理由についても解説します。

今回紹介するのは下記の「6つ」

 1. トゥルーマン・ショーとは?
 2. 違和感がいっぱい?
 3. 違和感を確実なものにさせたのは?
 4. 親友のマーロン
 5. 視聴者もプロデューサーも異常?
 6. なぜ今こそ観たい映画なのか?

トゥルーマン・ショーとは?

ジム・キャリー演じるトゥルーマン(この物語の主人公)は、とある離島で保険のセールスマンをしています。とても明るい性格で人気者の彼ですが、生まれたその日から現在に至るまで、24時間365日を世界220ヵ国に生中継されているという(そのリアリティー番組の名前がトゥルーマン・ショー)なんとも不思議で異常ともいえる設定の映画です。

トゥルーマンが住んでいるのは「シーヘブン」と呼ばれる撮影用に作られた巨大セットの島(ドーム)で、なんと就寝中さえもカメラに撮影され続けるという、異常な世界観です。

24時間監視され(セット内のカメラは5,000台)しかも全世界に生中継されているわけですから、普通であれば大問題のレベルですよね。

そして驚くのは、トゥルーマン以外は全員役者だということ。

「このショーでは世界そのものは作りものだが、トゥルーマンは偽物ではない。シナリオやキューカードはない。シェイクスピアには劣っても、本物の人生だ」という、番組プロデューサー・クリストフの言葉から物語は始まります。

違和感がいっぱい?

物語一日目は、トゥルーマンの人生10909日目(30歳直前)から始まります。

普通に生活を送っていたトゥルーマンですが、少しずつその生活に違和感を覚え始めます。例えば、

  • 空からスタジオ用のライトが落ちてきた
  • トゥルーマンのいる場所だけに雨が降り、トゥルーマンが動くと雨も動く
  • 海の事故で亡くなったとされた父親と街でバッタリ会うが、わざとらしい邪魔が入り引き離された
  • 妻メリルの、誰に向けて話しているのかわからない不自然な会話
  • 街の人たちが決まった行動をとっている

しかしトゥルーマンは、何かがおかしいと思いながら、その違和感を確実なものにできずにいました。

違和感を確実なものにさせたのは?

①ローレンの言葉

トゥルーマンが学生の時に、ローレンという女性(忘れられない女性となる)と出逢います(ローレンももちろん役者です)

ある日彼女はトゥルーマンに「皆があなたを見てて、あなたの前で芝居をしているの。ローレンは偽名で本当はシルヴィアだ」と告げます。そこへ父親だと名乗る男性が現れますが、シルヴィアは知らない男だと言います。そしてシルヴィアは「空も海も全部舞台装置。番組の一部なのよと続けます。しかしその男は「娘は総合失調症で、いつもこういった騒ぎを起こすから気にするな」と言います。

シルヴィアは「私を探しに来て」と言い残し連れて行かれますが、この時その男に「娘はフィジーで治療を受ける」と言われ、それからフィジーへ行くことがトゥルーマンの生きる目標になりました。

②ラジオの周波数

ある日トゥルーマンが運転していた時、カーラジオの周波数が乱れます。叩いたり蹴ったりしているうちにある周波数をひろいます。すると「エキストラは配置につけ」「現在地ランカスター広場」などという音声が流れてきました。
特に「現在地ランカスター広場」は自分の居場所と同じだったことで、トゥルーマンは監視されているような気持ちに襲われます。

③指でクロス

トゥルーマンが妻メリルとの結婚写真を見返していた時、メリルの指がクロスしていることに気づきます。

指でクロスを作るポーズは「指十字(fingers crossed)」と呼ばれ、英語圏を中心によく使われるそうです。これは「幸運を祈る」や「嘘がバレませんように」という意味を持ったジェスチャーだそうですが、この映画の場合は後者の意味ですね。

しかし妻まで偽物とは、、、なんとも悲しい気持ちになります。

親友のマーロン

マーロンは7歳の時からのトゥルーマンの親友です。
トゥルーマンは、いつかシーヘブンを出てフィジーへ行きたいことや、自分が監視されているような違和感があることなどの悩みを打ち明けますが、マーロンは全否定してきます。そして、親友の自分は絶対に嘘はつかないと・・・。

親友だと思って相談したのに平気で嘘をつくなんて、なんだか腹が立ちませんか?番組プロデューサー・クリストフにマインドコントロールされていたのかもしれませんが、約23年も親友でいて、情がわかなかったのでしょうかねぇ。それとも、一生シーヘブンにいることがトゥルーマンにとって一番の幸せだと信じていたのでしょうか。

いや待てよ、、、考えてみたらマーロンもマーロンという役を演じているわけですから、この仕事がある限り安泰だと思っていたのかなぁ。
あたしはマーロンがちょっと許せないですねぇ。

視聴者もプロデューサーも異常?

全く知らない人の生活を24時間365日観たいと思う視聴者もちょっと異常では?と思ってしまいます。

でも落ち着いて考えてみたら、TVの子役やスポーツ選手で小さかった子が日々成長し大人になったのを目の当たりにした時、なんでしょうね、自分の子供ではないけれど、ずっと見守ってきたような気持ちになる時がありませんか?
トゥルーマン・ショーの視聴者も、そんな気持ちもあったのかもしれませんが、、、。

また、番組プロデューサー・クリストフは、トゥルーマンのことを番組の出演者ではなく、まるで自分の子供に向けるような優しい目で見ていることがありました。本人に知らせることなく24時間365日監視をしておきながら、ちょっと勝手すぎやしない?と思ってしまいますね。

画面越しにトゥルーマンの頭を撫でるようなシーンもありました。30年間番組を続けるうちに、父親のような気持ちになっていたのでしょうか。

なぜ今こそこの映画を観たいのか?

「トゥルーマン・ショー」は今から約27年前の1998年に公開された映画です。
この時あたしは29歳。ちょうどADSLという、今では信じられないほどの遅いネット回線を自宅にひいた頃です。まだYouTubeという単語も聞いたことがなかったし、もちろんVODなどもありませんでした。
「トゥルーマン・ショー」も映画の設定として、ネット配信ではなく、テレビの生中継という設定です。

リアリティ番組というのは基本的に台本や演出がないため、予測不可能な状況に一般人の出演者たちが直面し出演者の素の様子を垣間見れることから人気のジャンルです。

本作品のトゥルーマンは明るく独特の世界観があり、優しく親切だったことで多くの視聴者から愛されていました。
でもどうでしょうか。これが視聴者の反感を買うような言動をとってしまったとしたら・・・。
愛されキャラが一転、一気に世界中の人々から非難を受け、人生が狂ってしまうようなことになりかねません。

こういうことって、現代のネット社会では良く目や耳にしますよね。
そういった意味で、今こそ「トゥルーマン・ショー」を観て、現代のネット社会やリアリティ番組のあり方について考えるいい機会になるのでは?と思いました。

以上が「トゥルーマン・ショー」の考察まとめ・なぜ今こそ観たい映画なのか、についてでした。

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見どころ(おすすめポイント)は?

「トゥルーマン・ショー」ってどんな映画なの?って思う方は、上のYouTube動画もチェックしてみてください。
古い映画ですからね。画質に懐かしささえ覚えます。

それでは「トゥルーマン・ショー」の見どころを2つご紹介します。

①世界の端にたどり着く感動的なラストシーン

トゥルーマンは偽りに満ちた日常から逃れるため、※恐怖心(子供の頃、海難事故で父親を亡くしている)を乗り越えて、大海原へと船を進めます。必死に逃げるトゥルーマンでしたが、番組プロデューサー・クリストフが仕掛ける嵐に翻弄されてしまいます。

命がけで世界の端(ドームの端)にたどり着いた時、まるで※神の声のようにクリストフの声が聞こえ、全ての真相を伝えます。このシーンは、与えられた人生をそのまま受け入れることは容易だろ?という、クリストフの傲慢な考えが印象的なシーンでもあります。

トゥルーマンはこのまま番組を続けるか、それともまだ見ぬ憧れの本当の世界へ飛び出すか、選択を迫られることに。


※30年間の人生が造られたものだったと知ったトゥルーマン。今までは恐怖のあまり橋さえ渡れなかったのに・・・。偽りと知ったことで、その恐怖心さえも偽りだったと気づいたのでしょうか。

※トゥルーマンとクリフトフは最後まで一度も顔を合わすことはありませんでした。クリフトフはまるで神様にでもなったような気でいたのでしょうか。

②ジム・キャリーらしいコミカルな演技にも注目

ジム・キャリーと言えば、表情豊かな演技力。
ジムキャリーの表情に釘付け間違いなし!場面場面でトゥルーマンの心情を見事に表現しています。

印象に残ったセリフ・シーン

トゥルーマンが視聴者に見せた最初で最後の精一杯の演技

トゥルーマンが毎朝欠かさず隣人と交わしていた挨拶。

In case I don’t see you, good afternoon, good evening, and good night.

会えなかった時のために「こんにちは」と「こんばんは」そして「おやすみ」も

引用:トゥルーマン・ショー

トゥルーマンは「外の世界への憧れ」と「愛する女性ローレン(シルヴィア)」に逢うために「自分はいつかこの島からいなくなるだろう」と考えていました。そのため常に「あなたたちとは二度と会えないかもしれない」と考えていたのでしょう。

そしてトゥルーマンは、約30年間過ごしたシーヘブンを出る時にもこの挨拶をしたのです。

これはトゥルーマン・ショーを観ている視聴者に向けた「別れの挨拶」であり、トゥルーマンの最初で最後の渾身の演技だったのではないでしょうか。

みんなの評判は?

「トゥルーマン・ショー」は、泣けて笑えて、そして本当の自由とは?人生とは?と考えさせられる映画です。

まとめ

今回は「トゥルーマン・ショー」の考察まとめ・なぜ今こそ観たい映画なのか、について解説しました。

 1. トゥルーマン・ショーとは?
 2. 違和感がいっぱい?
 3. 違和感を確実なものにさせたのは?
 4. 親友のマーロン
 5. 視聴者もプロデューサーも異常?
 6. なぜ今こそ観たい映画なのか?

メディアを通じて他人のプライバシーを娯楽として楽しむことは、もはや現在の社会では当たり前の状況になりつつあります。

自分の意思ではなく、他人に操作された人生を歩んでいると気づいたトゥルーマンは、自分の人生を自ら選択し進むこと・そして自由を求めました。そのトゥルーマンの姿に、今の自分と重ね合わせて感動したという方が多いのではないでしょうか。

夢を叶えてドアを出たトゥルーマン。
その後、彼はどうなったのでしょう・・・。気になりますね。

きっと自由の代わりに、たくさんの苦労をしたことでしょう。
しかしそれぞ人生。
トゥルーマンはきっと幸せになったことでしょう(と信じたい)

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おまけ

トゥルーマンが外の世界へとつながるドアを出た時、視聴者たちは歓声を上げて喜びますが・・・。

中継が遮断されると、2人の警備員らしき男性2名が即座に「番組表はどこだ?」と言い放ちます。
ついさっきまでトゥルーマンがドアを出て行ったことに歓喜の声を上げてたじゃん、ハイタッチまでして・・・。そしてそのままエンドロールに・・・「えっ?えっ?」って感じですよ。

この時あたしは「なんだか気分が悪い終わり方だなぁ」と思ったのですが、いや待てよと。自分もどんなに感動的なテレビを見ていても、見終わった途端に「何か他に面白い番組やってないかなぁ」なんて、リモコンをカチャカチャと・・・。

あれ?あたしもあの警備員のおじさんたちと同じじゃ?!
視聴者とは、なんと薄情な、、、。

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