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🎬 3行まとめ
- 疲れた大人の心に染みる、静かな痛み。
- 傷だらけの二人が、無言で支え合う。
- 暗がりの奥に見える、小さなやさしさの灯り。
📺 作品情報
作品名：マイ・ディア・ミスター 〜私のおじさん〜
放送年：2018年 ／ 話数：全16話
ジャンル：ヒューマン
主要キャスト：
パク・ドンフン役：イ・ソンギュン
イ・ジアン役：IU（アイユー）
配信：
Netflix（ネットフリックス）
にて見放題配信中（2025年12月6日現在）
※配信情報は地域や時期により変更される場合があります。
あ、もしもし。あたしだけど。
ねぇ、ちょっと聞いてよ。
人ってさ、誰かに「大丈夫」って言ってもらいたい時ってあるじゃない？
何も変わらないかもしれないけれど、でもその一言で呼吸が戻って、
止まっていた心が少しずつ動き出す…そんな時ってあるよね。
韓国ドラマ『マイ・ディア・ミスター 〜私のおじさん〜』は、
そんな瞬間を静かに思い出させてくれる物語。
人生に疲れた男と、心を閉ざした女。
恋人でも、家族でもないけれど、互いの存在が少しずつ相手の心を癒していく――。
観終わったあと、きっとあなたも思うはず。
「人の優しさって、こんなにも心を溶かすことってあるんだ」って。
ここでは、そんな『マイ・ディア・ミスター 〜私のおじさん〜』の魅力を、
あなたと一緒にやさしく紐解いていきます。
よかったら、ちょっとだけあたしの話、聞いてってね😊
あらすじ＆予告編
※ネタバレなしのあらすじなので、これから観る方でも安心して読めます。
建設会社で働く中年サラリーマン、パク・ドンフン。
左遷されながらも誠実に仕事を続け、
家庭では妻とのすれ違いに胸を痛めながら、
ただ“今日を生き抜くこと”に精一杯な毎日を送っていた。
そんな彼の前に現れたのが、派遣社員のイ・ジアン。
借金取りに追われ、耳の不自由な祖母を支えるために働き続ける彼女は、
生きる希望を失いかけていた。
やがて二人は、
互いの心の奥にある孤独と痛みに気づいていく。
恋人でも家族でもない二人。
しかしそこには「人が人を理解する」という、
かけがえのない瞬間があった。
“優しさが人を救う”ということを、
もう一度信じさせてくれる物語。
※ここから先は物語の展開に触れます。開くかどうかはお好みでどうぞ。
🔒 ネタバレあらすじ
家庭では妻ユニの不倫に気づきながらも、静かに耐えて生きていた。
同じ部署で働く派遣社員イ・ジアンは、耳の不自由な祖母を養い、借金取りに追われる日々。
彼女の人生には希望の光が見えず、心はすっかりすり減っていた。
そんなある日、ドンフンの元に匿名で高額な商品券が届く。
それをきっかけに、社内では陰謀と裏切りが渦巻き、
ドンフンは、社長ト・ジュニョンと常務との権力争いに巻き込まれていく。
一方ジアンは、ジュニョンの命令でドンフンの携帯に盗聴器を仕掛け、
彼を監視する立場に。
けれど、イヤホン越しに聞こえてくるドンフンの言葉やその優しさが、
ジアンの中の“凍った心”を少しずつ溶かしていく。
やがて、ジアンはドンフンに惹かれながらも、
自分がしてきたことへの罪悪感に苦しみ、逃げ場を失っていく。
ドンフンもまた、彼女の孤独を見抜き、
「この子を放っておけない」と感じるようになる。
そんな二人の心が、少しずつ寄り添い始め――
やがてそれは、いつしか生きる希望へと変わっていく。
🔒 ネタバレ結末
それらすべてを静かに受け止めながら、パク・ドンフンは“人としての誠実さ”を貫いた。
誰かを責めることもなく、ただ目の前の一日を丁寧に生きた。
一方イ・ジアンは、ドンフンとの出会いを通して“生きること”の意味を取り戻していく。
彼の優しさに触れ、凍っていた心が少しずつ溶けていったのだ。
その後、ドンフンの妻ユニの不倫が明るみに出て、社長ジュニョンは失脚。
ドンフンは信頼を取り戻し、チームの仲間と共に独立。社長として再出発する。
そしてジアンは、釜山で新しい人生を始めることを決意。
別れの夜、ドンフンに感謝を伝え、
「一度だけ、抱きしめてもいいですか」と尋ねる。
ドンフンは静かに彼女を抱きしめ、
「行け、早く」と優しく送り出した。
互いに「ファイティン」とエールを送り合う姿は、
言葉以上の愛に満ちていた。
――それから時が流れ、再びソウル。
街角のカフェで偶然再会した二人は、
互いの幸せそうな姿に安心し、そっと握手を交わす。
そしてまた会う約束をする。
別々の道を歩きながらも、
心のどこかでずっと“つながっている”。
そんな静かな余韻を残して、物語は幕を閉じる。
🤩えんちゃぼの勝手に評価🤩
このブログでは、以下のざっくり基準でドラマを評価してます♡
完全に主観ですので「そうなんだ〜」くらいの気持ちで見てね。
| 評価ラベル | 意味・基準 |
|---|---|
| ❤️ 心に残る推し名作 | 何度も観たい、語りたくなる、全力推し作品！ |
| 💛 人にすすめたくなる名作 | 内容しっかり、演技も良し、満足度高め |
| 💙 じんわりしみる一作 | 派手さはないけど心に沁みた |
| 💚 ちょっと惜しい…けど好き | 一部ハマったけど全体的にはハマりきれず |
| 🤍 正直ハマれなかった… | 相性がイマイチ ごめん！ |
※作品の優劣ではなく、あくまでも「えんちゃぼ的なフィーリング評価」です！
🎬えんちゃぼ評価🎬
❤️ 心に残る推し名作
😃いいね😃
静かなのに深く刺さる会話
何気ないやり取りの中に、人生の重みがある。
「大丈夫」「つらかったね」
その一言で人が救われる瞬間が描かれている。
「生きる」ことを真正面から描いている
どんなに疲れていても、明日を迎えなきゃいけない。
華やかさを削ぎ落として“生きるってこういうことだよね”って
静かに突きつけてくる。現実的で、だからこそ優しい。
“悪役”がいない世界
裏切りや不倫があっても、誰も完全な悪ではない。
人の弱さも愚かさも、そのまま受け入れて描く。
それがこの作品の優しさなのでは。
🤔イマイチ🤔
テンポはかなりゆっくりめ
事件や展開よりも“心の動き”を描くタイプだから、
テンポ重視の人は「進まない…」と感じやすいかも。
じんわりくる余韻を楽しめる人向け。
登場人物それぞれの背景が重い
不倫、貧困、暴力、孤独…テーマがずっしりしてる。
心が弱ってる時に見ると、気持ちが引きずられる人もいるかも。
👀注目ポイント👀
“沈黙”の演出
セリフがない時間が長いのに、画面から伝わる空気が濃い。
音のない優しさが、かえって雄弁に胸に響く！
ドンフンとジアンの関係性の“距離感”
恋人でもなく、親子でもなく。
言葉では説明できない“人のつながり”を体現してる！
周囲の人間たちの“あたたかさ”
それぞれ人生に傷を抱えながらも「生きるって悪くないよな」と
思わせてくれる存在。
ドンフンの兄弟の掛け合いは時にバカバカしく、時に胸を打つ。
その“人間くささ”が、じんわりとしたぬくもりを灯している！
相関図
📱 スマホの方は画像をタップすると相関図を指で拡大できます
出典：BSフジ
キャスト紹介
パク・ドンフン役／イ・ソンギュン
建設会社の部長。
三人兄弟の中間子で、真面目で温厚な性格。妻ユニとひとり息子がいるが、夫婦仲はどこか冷めている。引用元：BSフジ
イ・ジアン役／IU（アイユー）
ドンフンの部署で働く契約社員。
多額の借金を抱え、唯一の身内の祖母は身体が不自由なため世話に追われる日々。
内向的で人と関わらず、社内で浮いた存在。引用元：BSフジ
IU（アイユー）出演のおすすめドラマ
『マイ・ディア・ミスター〜私のおじさん〜』で繊細な演技を見せたIU。
彼女の魅力を別の角度で味わうなら――
『おつかれさま』がおすすめ✨
1950年代の済州島から現代ソウルまで、時を越えて描かれる愛の物語。
IUとパク・ボゴムが織りなす、静かであたたかい人生讃歌です。
カン・ユニ役／イ・ジア
ドンフンの妻で敏腕弁護士。
表向きは家庭円満に見せているが、実は不倫中。
実家の家族や仲間を優先するドンフンに不満を持つ。引用元：BSフジ
ト・ジュニョン役／キム・ヨンミン
建設会社の代表。
ドンフンは大学の先輩、ユニとは同級生。
ドンフンを目の敵にし、ジアンを使ってドンフンを陥れようと企む。引用元：BSフジ
イ・グァンイル役／チャン・ギョン
取り立て屋。
父親をある事件で殺されたことで、ジアンに執拗につきまとう。
ジアンに借金の返済を脅したりするも、密かな想いを秘めている。引用元：BSフジ
ドラマの魅力を引き立てるOSTにも注目
Adult（어른） – Sondia
ジアンの悲しみと孤独が詰まった曲。
本作の象徴ともいえる、心に響く魂のメインテーマ。
An Ordinary Day（보통의 하루） – Jung Seung-hwan
ドンフンの静かな孤独と、揺るぎない誠実さを映した曲。
▶ YouTubeで聴く
There’s a Rainbow（무지개는 있다） – Vincent Blue & O.WHEN
※Band ver. と Acoustic ver. の2種類あり
“それでも明日は来る”という希望をそっと灯すバラード。
バンド版とアコースティック版で、それぞれ違う“光の色”を感じられるのも魅力。
▶ YouTubeで聴く（Band ver.）
▶ YouTubeで聴く（Acoustic ver.）
『マイ・ディア・ミスター 〜私のおじさん〜』はこんな人におすすめ
誰かに「大丈夫」と言ってもらいたい人
傷ついても、報われなくても、それでも生きていく。
そんな現実の中で“寄り添う言葉の力”を思い出させてくれる。
観終わったあと、静かに涙がこぼれる。
人間の“弱さ”を肯定してくれる物語が好きな人
誰も完璧じゃない。
間違いも弱さも、そこにはそれぞれの理由がある。
このドラマは、そんな“人の不完全さ”を静かに受け止めてくれる。
何かを失ったあと“もう一度立ち上がりたい”人
絶望の中にも、かすかな光はある。
“生き直す勇気”をくれる物語だから、疲れた心にじんわり沁みる。
みんなの声・えんちゃぼ的ピックアップ！
Filmarks（フィルマークス）やSNSには、以下のような評価と
声が寄せられています。
※※Filmarksの口コミは、一部抜粋・編集しています。
Filmarks評価 4.4
💬無償の優しさに触れたジアンの変化が、静かに胸を打った。
💬恋愛じゃないのに、こんなに心が動くなんて…。
📌Filmarks（フィルマークス）とは？
映画やドラマの感想を、 記録・共有できる日本最大級のレビューサービス。“観た記録” や “これから観たいリスト” を残せるだけでなく、他の人の感想を読むことで、作品の見方が変わることも。
マイ・ディア・ミスター/私のおじさん
— ジョゼ (@moviestalker102) May 2, 2024
人生の取捨選択の繰り返しに、疲弊し傷ついた心に、貼る絆創膏…そんな作品。
人で出来た傷は人でしか癒しえない。生きるために捨てたもの、隠したもの。死人のように生きる日々から、縁だけが救済してくれる。
良質な人間ドラマが、心を解く唯一無二の大傑作。 pic.twitter.com/pTGnBDYh2V
実は韓流ドラマが大好きな私
— 武多和 勇人(たけたわ はやと) (@Taketawa_com) June 25, 2025
各サブスクの最新はほとんど観てますが…『マイ・ディア・ミスター 私のおじさん』を超えるものにまだ出会えてないのは私だけではないと思う。#韓流ドラマ #マイ・ディア・ミスター #私のおじさん #イ・ソンギュン #IU pic.twitter.com/4DtMAuSZRO
🗨️えんちゃぼの感想＆総評
あたし、タイトルを見た時は「ん？私のおじさん？」って思ったの。
親戚のお叔父さんとか、それとも…よからぬ想像が頭をよぎります（笑）
でも全然そんな話じゃないから、安心してね😌
ストーリーは決して明るくない。むしろ暗い。
胸がえぐられるというか、観ていて辛くなる。
途中で観続けるのが苦しくなる人もいるかもしれないけど、できれば最後まで観てほしい。
最終回まで観れば、このドラマが「名作」と言われる理由がちゃんとわかる。
派手な事件やドロドロ展開で引っ張る作品じゃなくて、
静かな日常の積み重ねの中で
「それでも人を信じたい」
「もう一度ちゃんと生きたい」
という気持ちが、ゆっくり息を吹き返していく物語だと思った。
最初は「このおじさん、誰かを救う余裕なんてないんじゃないの？」って思った。
でもね、ジアンを通して彼自身も生き直していくの。
誰かを救おうとすることが、結局は自分を救うことだった。
そしてジアンもまた、誰かに理解されることで初めて
「生きていてもいいんだ」って思えたんだと思う。
このドラマの凄さは、間違いを責め立てるんじゃなくて、
その人がそこに至るまでの痛みや事情に目を向けているところ。
「救う」よりも「理解しようとする」
そのまなざしこそが、人間の本当の優しさなんじゃないかって思った。
誰かに酷いことをされた時、その人だけを悪者にしてしまえば心は少し楽になる。
でもこのドラマは、そういう簡単な結論に逃がしてはくれない。
加害者にも被害者にも、それぞれの痛みがあることを丁寧に描いていて
「人って、そんなに単純じゃないよね」って静かに教えてくる。
観終わったあと、心のどこかで
「息ができるようになった」
って感じる人は多いと思う。
人生がうまくいかなくて、誰かを恨みそうになる夜、
それでもどこかで優しさを信じていたいと思えるなら——
このドラマを思い出してほしい。
『マイ・ディア・ミスター 〜私のおじさん〜』は、
そんな時きっと、あなたの中で静かに息をしてくれるはず。
あたしにとっては、落ち込んだ時に何度でも思い出したくなる
“心の常備薬”みたいな一本でした。
あと最後に言わせて。
IUとイ・ソンギュン——この二人の演技は本当に圧巻。
IUは沈黙で痛みを語り、
イ・ソンギュンは沈黙で優しさを語った。
この二人だったからこそ、このドラマは奇跡になったんだと思う。
そして――
イ・ソンギュンさんが亡くなられたことは、本当に残念でならない。
彼の演技には、人生の断片を見るような力があった。
静かな眼差しの奥に、人を思いやる温度があった。
あの優しさ、声、背中…あたしは忘れない。
引用元：tvN
観終わったあとの気持ちをそっと整える、小さなごほうびを3つ選んでみました。
号泣しても鼻まわりがヒリヒリしにくい、しっとり高級ティッシュを箱ごと常備。
ネピアの高級ライン「鼻セレブ」400枚（200組）×20箱セット。 やわらかな肌ざわりで、感動の涙もやさしく受け止めてくれます。
ドラマとはまた違う表情のIUに浸りたい夜や、やさしい歌声で心を整えたいときに。
IU 6th Mini Album『THE WINNING』
アーティストIUの“今”の声をぎゅっと詰め込んだ一枚です。
寝室やお風呂のすみっこで『マイディアミスター』のOSTやバラードを。
防水対応の小さなBluetoothスピーカー。
お風呂やベッドサイドで音量ひかえめに流せば
『マイディアミスター』の余韻を長～く味わえます。
☕ 読んでくれてありがとう。
あなたの夜に、ひとしずくの韓ドラを。
— えんちゃぼ 🌸
